Perspective

石化・凍結などの所謂『固め系』の話題について、アレコレ呟きながらじわりじわりと更新されるブログです。脱不定期更新を目指してSSにも現在挑戦中。

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GS美神 極楽大作戦!!(コミックス版)

当ブログにお越し頂いている皆様にも、固め的にもお気に入りな本と言う物が恐らく一冊は間違いなくあるんじゃないかと思います。
そこに描かれている固めネタが、余りにも自分のツボに直撃してしまった一冊。
その場面を徹底的に読み倒したため、読み癖が付いてしまってパカッと頁が開く様になってしまった一冊……(笑)

勿論私にもそういう本はありまして。
これまでにもネタにしようとは思っていたのですが、今回改めてご紹介してみたいと思います。
GS美神から凍結ネタですね。
GS美神極楽大作戦!! 4 新装版 (少年サンデーコミックスワイド版)GS美神極楽大作戦!! 4 新装版 (少年サンデーコミックスワイド版)
(2006/07/18)
椎名 高志

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今回のネタは元々少年サンデーコミックス版の6巻に収録されていたのですが、GS美神は少し前に新装版が発売されています。
amazonさんだと現在はこちらの方が手に入りやすいと思いますので、リンクはこちらで張らせて頂きます。
記事自体は少年サンデーコミックス版を元に書いておりますので、その点ご了承をお願い致します。

●夢の中へ!(3)

人間の夢に寄生して精神を喰らう悪魔・ナイトメア。
馬の頭部と人間の身体を持つ、半人半獣の姿をしたこの悪魔。
筋骨隆々の逞しい体躯を持ちながら、一人称がボクで更にオネエ言葉……というのがおぞましさに拍車を掛けてます(笑)

と言う訳で、このナイトメアの精神攻撃を受けたおキヌちゃんと横島が、立て続けに心を凍結させられてしまいます。
被害者の願望が叶った光景を幻覚として見せ、それに被害者が酔いしれた瞬間に一気に悪夢に叩き込む事で凍結させると言う、実に悪辣な手段での凍結です。

最初の被害者であり今回の目玉でもあるのが、この時点ではまだ幽霊だったおキヌちゃん。
横島が自分に好意を寄せてくれると言う、何ともいじらしい幻覚の世界でナイトメアの術中に落ちてしまいます。
大きく目を見開いた虚ろな表情を浮かべ、身体を僅かに仰け反らせたような体勢で氷像と化してしまう訳ですが、幽霊の特性か精神世界と言う舞台が理由か
空中に浮かんだまま固まっているのが特徴的ですねー。

凍りついたおキヌちゃんは全身が一コマにアップが一コマ。
どちらのコマもトーンと描線で美しい氷の質感表現が施されています。
特に描線の効果が面白いです。何だか表面がしっとりと濡れている様な印象でやたらと色っぽいんですよ。
ビシビシビシッという効果音も、瞬時に凍結する様子を彷彿とさせてくれてまた良い感じです。

個人的に推してみたいポイントは以下の通り。
・全身が描かれているコマの腰回り……袴の股立部分の立体感。
・アップのコマでのスッとした首筋。

……ピンポイント過ぎる気がしますが、私の嗜好と言う事で(笑)
固まっている姿の描写は1頁だけとは言え、何度見ても飽きの来ない氷像です。

この後おキヌちゃんに続いて横島も凍結させられるんですが、彼の方は殆んどギャグの様な扱いですねー。
むしろ幻覚の世界の描写の方が濃いと言うのが、まぁ、彼らしいと言えばそうなんですけどね(笑)

●色々と考えてみた

今回のおキヌちゃんは『幽霊=精神体である』というのが最大の特徴だと思うんですね。
夢の世界の出来事だったとは言え、直接精神に干渉する事で幽霊である彼女も氷像に変える事が出来る……
これって、想像を巡らせるのが凄く楽しいと思うんですよ。

ナイトメアは夢の世界でしか力を発揮できなかったのですが、仮に彼と同等の心理攻撃がこの現実世界でも可能だったとしたら?
おキヌちゃんは現実世界でも精神体として存在している訳ですから、攻撃が成功した場合は彼女の氷像が完成するかと思うのです。
氷像と言う塊=物質になったのであれば、本来なら触れる事が出来ないはずの幽霊も、こうして凍結させる事で身体や衣装などの手触りを楽しめるのではないか?
或いは氷像の姿を晒しながらも、やはり触れる事はできずに宙に浮かんだままなのか……?

固め自体はフィクション=非現実的な出来事ですけど、被害者も同様に非現実的な存在だったらどういうアプローチが出来るのか?
おキヌちゃんの氷像を見ながら、そういう妄想も今日まで膨らませてきた私でした(笑)

●邪な視線

改めてご紹介してみましたが、いやぁ、懐かしいです。
おキヌちゃんはメインヒロイン的なポジションの娘さんなのですが、比較的早期にこうして固まってくれたおかげで
今は元気にしているけど、その身体は一回固まった物なんだよな……ッ!」的な目で見るようになったのもいい思い出です(笑)

最後に追記ですが、新装版ではナイトメアが登場するエピソードは、前巻の3巻とこの4巻とで分かれての収録になっているみたいなんですね。
エピソードも合わせて楽しみたいと言う方がいらっしゃいましたら、その点にはご注意願います。
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  1. 2010/02/28(日) 23:11:04|
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かみせん。(月刊ドラゴンエイジ2010年3月号)

ドラゴンエイジ 2010年 03月号 [雑誌]ドラゴンエイジ 2010年 03月号 [雑誌]
(2010/02/09)
不明

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●まずは御礼

固め系のネタ探しは楽しいけれど難しい。
特殊な嗜好だけに、ある程度は致し方ない所ではありますよね。

前回の更新から数日が経過、さて今度は何を書こうか……頭を捻っていると、起動していたメッセンジャーに呼び出しが。
呼び出しの主は以前から懇意にして頂いている、絵師のニニフさんでした。
ついつい尻ごみしてしまって、こちらから声を掛けるというのがどうも得意でない私ですが、お呼びして頂けるとそりゃもう大喜びです(笑)
ご挨拶をさせて頂いた後、ニニフさんからこんな言葉が。

「もう知ってるかもしれないけど、こんな石化ネタがあるよ」

と言う訳で教えて頂いたのが、今回ご紹介させて頂く『かみせん。』です。
改めましてニニフさん、情報のご提供をありがとうございました!

……とは言え、石化ネタ見たさに購入した為、基本的な物語設定等は正直把握できておりません。
ですので今回は、石化ネタの概要に絞ってご紹介させて頂きますね。ご了承くださいませ(笑)

出版元の富士見書房さんの公式サイトはこちらです。
かみせん。の作品紹介もこちらからどうぞー。
ドラゴンエイジWeb

●正にてんこ盛り

・石化するのはメインヒロイン・狐葉
・エピソードの序盤で既に首から下が石化済み。更に石化が徐々に進行する。
・石化完了後に砕け散る狐葉

ご紹介されて読んでみましたが、余りにも美味しい要素が凝縮された作りに驚きました。
メインヒロインが石化する、と言うだけでも十分に楽しめると思うのですが、一話まるまる使って完全石化するまでの過程が丁寧に描かれていたり
果ては完全石化した狐葉が五体バラバラに砕ける所で次号に続く……

どの要素も一つでも入っていれば十分に楽しめると思うのですが、今回はなんとそれが全て詰まってるんですよね。
これ程までに中身の濃いネタは、そうそう無いかも知れないです……!

●第九拍『泉実家最後の日!?』

基本的にコメディですので、途中まではそんなに悲壮感無く石化が進みます(笑)

左手を後頭部に、右手を腰に……そんないかにもグラビア的なポーズを取ったまま石化が進行している狐葉。
先述しました通り、この時点で既に首から下までは完全に石化しており、意思の疎通はできても身動きは取れない、という状態です。
あとどういう経緯か解りませんが、とにかく下着姿です。

石化している狐葉はおへそやふとももなど、じっくりと見てみたくなる箇所が一コマずつ描かれていると言う、何とも嬉しい演出が。
トーンを使っての石化表現ですが、現在石化しつつある首元は細かくトーンが削られていたり、石らしさを見せるポイントはカッチリと抑えられてる印象です。
石化した姿を見られた時の、ばつの悪そうな、居心地の悪そうな表情も可愛らしくてツボ。
ツリ眼の娘さんがしゅんとなってる光景って、自分としてはストライクなんですよね(笑)

ちなみに石化しているのは狐葉の身体だけ。
衣服残しまで盛り込むなんて、つくづく濃い目の描写ですね~。
あと、場所移動は当然『持ち運び』されるしか手がありません。
グラビアポーズのまま持ち運びされてる光景、なかなかシュールで可笑しいです(笑)

●完全石化に至るまで

身動きの取れない狐葉に突っ込むのが前半だとすると、絶対正義の神を名乗る少女・孤鳥とのバトルが後半の内容になります。
命無き物に命を吹き込み、自在にそれを使役する黄泉神の力を持つ孤鳥。
巨大鉄球が変化した物、路上駐車されていた車が手当たり次第に融合させられた巨大な物。
孤鳥が使役する異形の存在を狐葉は次々と力を使って破壊して行くのですが、その度に急速に石化が進むのでした。
そして孤鳥が消耗し、膝を地面に着いた頃には、既に狐葉の身体は頭部まで完全に石化していたのです。

『力の消耗に比例して進む石化』なんてのは、個人的にはこれ以上無いと言っても過言ではない程のお気に入りシチュでもあります。
こう、気丈なお姉さんが最後まで弱みは見せまいと頑張りながら石化……みたいな光景が浮かんできそうじゃないですか(笑)

この作品もその例に漏れず(?)狐葉もなかなか気丈な姿を見せてくれます。
巨大怪物の拳を障壁を張る事で防ぐも、微かに苦悶を浮べた時の表情なんてドンブリ数杯分です(笑)
バトル中でもグラビアポーズのままなんですが、変なポーズだからこそ出る焦燥感みたいな物があったりするのが楽しい。

そして今月の最終頁。完全に石化した狐葉が描かれています。
巨大怪物を粉砕した時は実に凛々しい表情だった狐葉も、完全石化する瞬間に力が抜けたのでしょうか。
どこか呆けたような、虚ろな表情で完全に固まってしまっています。
瞳が消えた状態で描かれているのも、狐葉がただの抜け殻と化してしまった喪失感に華を添えています。

完全石化してから間もなく、狐葉は全身に亀裂が入り砕けてしまいます。
砕けると言っても小石サイズに粉々になるのではなく、身体の部位ごとにバラバラになってる感じですね。
この砕ける描写が、実に淡々としているのがまた良いんです。

ここは1頁前から続けて読むと、狐葉の姿に実に美味しいギャップを感じられるかと思います。
完全石化する直前の狐葉のセリフ、ちょっと引用させて頂きますね。

「この程度の神力を押し返せんで、なんのための守り神ぢゃーっっ!」

険しい眼差し、矜持を感じさせる雄々しい台詞。
つい数秒前までそんな凛とした立ち振る舞いをしていた娘さんが、少し目を離している内に虚ろな石像と化し
更にその辺りに転がる残骸と等しい存在にまで落ちてしまう……
本当に出色の喪失感が楽しめるかと思います。石化破壊が属性の方には特にお勧めかもですね。

●かみせん。完

……と言うのは次号への煽りに使われた一文からの抜粋です(笑)
ヒロインが石化するのみならず、ただの石塊として砕け散ると言う、担当編集も思わず緊迫してしまうこの展開。
次号以降でどういうエピソードを見せてくれるのか……来月が今から待ち遠しくなる作品ですね。

まぁ、仮に石化して砕けても、狐葉さまって神様ですし。
普通の人間の娘さんが粉々になるよりかは、ずっと元に戻れる可能性が高いんですけどね(笑)
  1. 2010/02/21(日) 23:59:59|
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ローゼンメイデン(2)

ローゼンメイデン 2 (ヤングジャンプコミックス)ローゼンメイデン 2 (ヤングジャンプコミックス)
(2009/09/18)
PEACH-PIT

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●ローゼンメイデンと私

アニメ版は第一期のみ視聴。前シリーズの単行本は4巻まで購入。
アニメ第一期での水銀燈の最期に『青い炎を噴いて死亡とかオルフェノクみたい』とか
酷い感想を抱いた、実に半端なファンではありますが(笑)

今回ご紹介するのは、現在週刊ヤングジャンプ誌で連載されているシリーズです。
前シリーズが『Rozen Maiden』とタイトルをアルファベット表記していたのに対し、今シリーズは『ローゼンメイデン』とカタカナ表記なんですね。
こうして記事を書くにあたって、初めて知りました(笑)

今シリーズの公式サイトはこちらです。
ローゼンメイデン STORY&人物紹介 - Web YOUNG JUMP

以前に連載されていたシリーズとは、パラレルワールドの関係に当る世界が舞台。
登場人物は主要メンバーを除いて一新。その上、主人公のジュンも全シリーズとは異なる設定になっている。
……等々、何だかディケイド的な舞台設定だなー、とついつい思ってしまいます。
『桜田ジュン』なんて、名前がカタカナ表記されてる辺りとか見ると、もうですね(笑)

●Tale10・繋がる世界(1)

さて、今回ご紹介するローゼンメイデンですが、固め的にちょっと面白い事になっているんですね。
それは『時間停止』と『水晶封印』という二つのネタが、同じエピソードで盛り込まれているという事。
固めネタはまだまだ商業作品でも貴重な存在なだけに、何とも有難いお話です(笑)
まずは物語の時系列に沿って、時間停止の方からご紹介しますね。

桜田ジュンが『まかなかった世界』
言い換えれば『ローゼンメイデンがいない世界』
本来ならばアリスゲームとは無縁のはずの世界に第7ドール・雪華綺晶が姿を現した瞬間、全ての時間が停止してしまいます。

小劇団による舞台劇の上演中に起きた出来事というのもありまして、時間停止で固まっているのは
劇団員と観客達と言う事になってます。

見所は113ページ。
表情が解るレベルまで描きこまれている人物に限定しますと、観客席ではロングヘアの女性とボブカット+眼鏡の女性に男性1名を加えた3名。
舞台の方では『刻一刻デパート』の店員に扮した女性団員・斉藤さんに加え、ジェームズ役の男性団員とキャサリン役の女性団員の3名。
合計6名の人物が停止しているのが確認できます。

個人的に推したいのは、やはりと言うか何と言うか斉藤さんに尽きるんですね(笑)
やや天然っぽい所はありますけれど、ほんわかとした包容力のあるお姉さん。
……お姉さんと言うにはちょっと童顔ですけど、笑顔が何とも可愛らしい女性です。

基本的にニコニコしている印象が強いだけに、ぽかんとした表情で停止しているのが個人的に来る物が有るんです。
本来ならば人間であるはずの斉藤さんが、時間が止まったために『人形』と化してしまった……みたいな趣もあって。

正確には『ハリボテの柱時計が鳴り始めた瞬間』に時間が止まってるはずですので
実質的には斉藤さんは102ページの段階で固まっている、とも言えますね。
特に102ページの斉藤さん、普段のほんわかとした雰囲気とは違った焦りの表情がおススメです。
停止する直前の「え……?何?」と言うセリフも、普通の娘さんが固まるならこんな感じだろうなー、と思わせてくれる辺りが◎ですね。

女性で言えば他の三名はモブ的な扱いなんですけど、三者三様に美人揃いです。
キャサリン役の団員さんは、劇中でも何回か顔を見せている髪をアップにした女性でしょうかね。
そうだとすると、斉藤さんとは正反対の姉御肌っぽいお姉さんが停止しているという事になりますので
やはり個人的には嬉しい事に……!

●Tale10・繋がる世界(2)

雪華綺晶を追ってnのフィールドに向かった水銀燈。
彼女がそこで見た物は、ローゼンメイデンの歴代マスター達が一人ずつ巨大な水晶に封印されているという悪夢の様な光景でした。
自分自身を形骸すら持たない幻影と認めているが故に、雪華綺晶は自らを実体化させる為の『苗床』として
無数の人間の意識を捕えていたのです。

118ページの4コマ目が壮観です。
水銀燈の足元、水晶で作られた床の下に無数の人々を捕えた水晶体がアトランダムに並べられているという、美しくも背筋が凍る光景。
その内、中身が解る水晶は9体。老若男女を問わず歴代マスターが封印されているのが解ります。

表情はいずれも眠るように穏やかな物ですが、よくよく見てみると、
左下のドレスを着た女性はちょっと眉をひそめた苦しげな表情にも見えるんですよね。
歴代マスターの中には、あるいは雪華綺晶に何らかの抵抗を試みた人物もいた事を示唆しているようで、なかなか興味深い所です。

他には119ページに穏やかな表情で眠る少女と壮年の男性の2名。
121ページにうっすらではありますが、やはり眠る様な表情の女性が1名確認できます。
119ページの少女と121ページの女性に関しては、髪型や服装など共通点が多いようにも見えるんですよね。
直接言及はされていませんが、もしかすると同一人物が別アングルで描かれているという事なのかも。

この場面でもう一つツボだったのは、水銀燈に交渉を持ちかける雪華綺晶のセリフ。
121ページの1~2コマ目から引用してみますね。

私が貴女の力の媒介となる人間をご用意いたします。だからどうか、この少女とは契約しないでくださいな
私は貴女に力をあげる……強くしてあげる。そうしてアリスゲームの終わった後にこの少女を頂ければ、お代はそれで結構よ

無自覚で人間をモノ扱いするという、雪華綺晶の悪辣さや狂気が如実に表れている台詞だと思うのです。
まるで物々交換のネタでしかないかのように、変にアレコレと誇張せずにサラリと言ってのけるのがポイントでしょうか。勉強になります……!

●今後に期待したい事

ヤングジャンプ誌を読んで判断する分には、もうそろそろ雪華綺晶をファイナルアタックライド……じゃなくて、決着が付きそうな気配が濃厚です。
そうなると期待したいのは『停止していた時間が動き出す瞬間』が描かれるかどうか、なんですよね。
焦りを浮べた表情で停止していた斉藤さん、もしもその瞬間が描かれるのなら、どんなリアクションを見せてくれるのか……
不定期気味の連載で気は持たされますが、じっくりと楽しみにしていきたいと思います。

「……あ、あれ? 私、一体?」
みたいな事を言ってくれたら、ツボ直撃で悶絶する自信はあります!(笑)
  1. 2010/02/14(日) 23:15:51|
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パラドクス・ブルー

パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)パラドクス・ブルー 1 (BLADE COMICS)
(2009/04/10)
中西 達郎nini

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1993年10月2日、ドイツの片田舎に現出した『天使』と呼ばれる超常存在。
『天使』は各々『試練』を人類に課すべくして地上に降臨する。
パズル、暗号、謎掛け……試練は天使によって様々だったが、二つのルールに関しては一貫していた。
試練を乗り越えた者たちには、神の奇跡と等しい『天恵』を。
試練に屈した者たちには、破滅と言う名の『天罰』を。

――天使が地上に降臨してから三ヶ月後。
試練の攻略に失敗したが為に、とあるイギリスの地方都市は僅か1日にして消滅した。

そして現在、西暦2008年。
人類は『天使』との戦いに明け暮れている。

●作品の概要

恐るべき力を持つ超越存在と奇天烈な5人の高校生が繰り広げる、人類存亡を賭けた問答バトル。
それが今回ご紹介させて頂く作品、パラドクス・ブルーの概要です。

・『ラスボス』を自称する人物がナビゲーターを務め、読み手である『君』に向けて語りかけてくる
・劇中にも本作品の『マンガ本』その物が登場する。
・パラグラフ分岐らしき物がある。

……等々、メタ的な視点も絡めて、昔懐かしのゲームブックを彷彿とさせるギミックがふんだんに盛り込まれた作品でもあります。
私も小さい頃に、ルールが解らないながらもゲームブックを読んでいた記憶があるんですね。
この作品を読んでいると、何だか子供時分に戻ったような錯覚を感じます(笑)

この作品でのパラグラフ分岐は雰囲気作りみたいな物で、別に物語が変わる訳ではないんですけどねー。
『天使』に降参すると速攻で人類が滅亡するのには吹きました。45頁でBADENDとか半端ないです……!

公式サイトはこちら。
パラドクス・ブルー特設サイト『パラドクス・ブルー オンライン』
ちなみに第一話も試し読みできますので、ご興味のある方は是非是非。

今回は小ネタと言う事で、この作品からモブ石化をご紹介してみたいと思います。
モブキャラ、それも別段アップで石像が描写されているという訳ではない……女性に関して言えばむしろ扱いは小さいのですが
個人的にツボな石像があったんですよ(笑)

●Stage2・迷宮ゲーム

学園祭で賑わう青葉市A校に、史上7度目の降臨を果たした天使・メドゥサエル。
風船を持ったウサギの着ぐるみという姿で降臨したこの天使の能力は、自らの体内でもある空間に人間を引きずり込む事。

外界に通じる扉はただ一つ。
扉を開く鍵は、迷宮内に配置された13の部屋と11のオブジェ。
この試練に敗れた者には、例外無くメドゥサエルのコレクションとして石像と化す『天罰』が待っている。

という訳でメドゥサエルの試練をクリアできなかったA校生徒が、男女の区別無く彼の迷宮に飾られています。
『天罰』は稲妻の形で下されるようで、石像は一様に恐怖・怯えの表情を浮かべているのが特徴的。
作中では『不細工な表情』と酷い言われようをされてますが(笑)

88ページでは一人一人は非常に小さいものの、迷宮に石像が立ち並ぶ光景が。
89ページでは表情が解るぐらいの大きさで描かれた石像が数体確認できます。男子生徒の像が多めですね。
91ページで再び石像が立ち並ぶ光景。こちらは女子生徒が小さめながらも確認できます。

メインキャラで石化するのは、番長系の鋼田鉄雄先輩(♂)のただ一人。
……個人的には、同じ固まるなら女性陣が固まって欲しいというのが本音……というのは置いといて。

やたらと威勢良く試練に回答した直後に、稲妻に打たれて絶叫する姿で石化する、という流れは個人的にツボでした。
ついさっきまで強気だった人物が、数秒後には無残な姿の石像と化してしまっている……こういうのは、私としてもSSのネタにしたい所ですね(笑)
石化した鋼田先輩は扱いの大小合わせて合計3回描かれていますので、女性のフェチの方にはなかなかお勧めかも。

●コマの隅までチェックする

個人的にツボだったのは、89ページ1コマ目の一番右で石化している女子生徒です。
拳をぎゅっと握りしめ、驚愕の表情で迷宮の天井を見つめている少女の像。
ほとんど棒立ちのようなポーズなのですが、それだけに『瞬時に石像にされた』感があってなかなかオツな物だと思うのです。

そして何よりツボに来たのは『横顔』!
本当に私って石像の横顔に弱いんですよねー。
多少小さめに描かれていようとも、石像の横顔を見るだけで物凄い勢いでボルテージが上がります(笑)
特に額から鼻に掛けてのラインなんて、もう究極だったり至高だったりの美しさですよっ。

個人的には、この89ページの石像を見られたのが収穫でした。
とは言え、扱い自体は客観的に見れば非常に小さい物には違いありませんので、そこの所はご了承下さいませ(笑)

●今回は意識無し

結局メドゥサエルは退けられ、彼の迷宮に捕らわれていた人々は石から元の姿に戻ります。
石化中の意識の有無はフェチ的には重要ポイントなのですが、この作品の被害者は一様にメドゥサエルの迷宮に入った記憶を失っていました。
その辺りは台詞で描写されているんですが、どれも美味しいのでちょっと引用させて頂きますね。

「あれ、何だ……」
「どうして私はこんな所に……」
「いつの間に夜になったんだ? さっきまでお昼だったのに」
「あれ、頭がボーっとして……」
「うおお、何だ!? お化け屋敷に入ったはずの俺がなぜに屋上に!?」

最後のは鋼田先輩ですねー(笑)
4番目、頭がボーっとしている女子生徒さんが個人的にお気に入り。
意識が判然としない頭を押さえて、寝ぼけ眼で呟いている感じが可愛いんです。

●可能性はあったのですが

ツボな石像が見つかったのは嬉しいのですが、メインの女性陣が二人とも固まらないのはやっぱり残念ですねー。
ヒロインの超天然生徒会長・クリスと、ツリ眼メガネの九条先輩。
惜しい事に、二人とも石化していても不思議じゃない展開だったんですよ。
結果的に石化した鋼田先輩ですが、彼が石化するまでにはこんな経緯があるんです。

・クリスが最初に出した回答を、鋼田先輩は彼女の代わりに実行した。
・天罰にビビる鋼田先輩に九条先輩は「そんなに怖いなら私が代わりにやってあげても」と発言している。

……つまりクリスが回答を思い付いた時点で、すぐさまメドゥサエルに回答を提出していれば、稲妻に打たれるクリスの像が完成していたでしょうし
九条先輩の挑発に鋼田先輩が乗らなければ、同様に九条先輩の石像が出来ていた、という可能性も十分に考え得ると思うのです。
直前まで立っていたフラグが土壇場が折れたような、そんな歯がゆい思いもありますね(笑)

両目を堅く閉じ、反射的に頭を抱えた瞬間の姿で石化したクリス。
稲妻に打たれたにも関わらず、平然と台座にオブジェを設置した姿のまま石化した九条先輩……
ここまでフラグが立っているだけに、妄想も一段と逞しくなるのでした(笑)

●ちなみに

アクの強い登場人物と同じように『試練』の謎解きを楽しめる。
本作品最大の特徴はこれに尽きると思います。
問題は回答不能なまでに難し過ぎる物ではありませんし、だからと言ってそう簡単に解ける物でもないはず。
試練のヒントもしっかりと描かれていますので、それこそゲームブック感覚でじっくり読むのも楽しい一冊だと思います。

……Vsメドゥサエル戦は自分も試しに挑戦してみましたが、取りあえず正しい解を出す事が出来ました。
自分が石化するのだけは御免ですからねー(笑)
  1. 2010/02/07(日) 22:52:25|
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プロフィール

みつくりざめ

Author:みつくりざめ
石化に惹かれて早数年。
思うことを徒然と書き溜めていけたらと思います。

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