Perspective

石化・凍結などの所謂『固め系』の話題について、アレコレ呟きながらじわりじわりと更新されるブログです。脱不定期更新を目指してSSにも現在挑戦中。

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サンダーマスク(2)


サンダーマスク (手塚治虫漫画全集 (270))サンダーマスク (手塚治虫漫画全集 (270))
(1983/05/12)
手塚 治虫

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前回の続きになります。
本当は今週の平日に更新する予定だったのですが、実生活で何か色々やってる内に日曜日、つまり普通の更新になってしまいました。スミマセン!

人間が……みんな石に……

心に残るフレーズその2です。
地上に降下したデカンダーによって、東京は瞬く間に死の街と化してしまいました。
180頁の緊急放送の内容から、港区、品川区、中央区、千代田区は完全に石化してしまっている事が解ります。
正に世界滅亡の序曲……なんですが、それだけ沢山の石像が並んでいるというのは間違いなく嬉しいですね(笑)

175頁、銀座界隈(?)を歩く姿そのままで石化した人々が立ち並んでいます。
とは言っても、人物は遠景に描かれている上にデフォルメされた体型の物がほとんどです。
ただ、コマの左側で石化している二名の女性。彼女たちだけは顔も判別できる状態で描かれています。

スレンダーな体型が目を引く、颯爽と歩く姿を彷彿とさせる二体の石像。
表情は至って平然としている辺り、デカンダーの襲来すら気付かずに石化してしまった事が判断できます。
個人的には右側で固まってる女性が好みなんですね。
タイトな衣装を着て石化しているのか、身体のラインが綺麗に浮かんだ石像になっているんですよ。
……このジワジワ来る色気、TOLのクロエさんの先駆者なのかも知れません(笑)

176頁では三人の石化した女性が描かれているコマがあります。
左から順番に、ソフトクリームを食べようと大きく口を開いた中年の女性、ストローで何かを飲んでいる若い女性、ホットドッグ(?)を食べようと、やはり口を開いた幼い少女。
一様に食事中に石化しているのが、何だかちょっとシュールなコマですね(笑)

『石化した歯が見える』のが好きな私は、当然のことながら口を開いた表情って大好きなんですよ。
石化時の表情に生々しさが出ると言いますか、人間が変化させられた物だという事が強調されるポイントだと思うんです。
ここでのお気に入りは、やはり真ん中の若い女性ですねー。
澄ました表情のお姉さんの石像なんて、普通にインテリアとしても通用しそうじゃないですか。

表題のセリフにも触れますね。
このセリフ、石像が立ち並ぶ街を目の当たりにした手塚先生が呆然と呟いた物です。
大声をあげて取り乱すのではなく、むしろ静かに、ありのままの事実を淡々と確認する様なこのセリフ。
RPGで石化全滅したりした時に脳内で再生すると凄まじい威力を発揮します。
何度SO3で全滅した時にこのフレーズを脳内で呟いた事でしょうかっ(笑)

●生きている石。

紆余曲折あって最終決戦です。
デカンダーは主人公・命光一と恋仲になった少女、まゆみの身体を寄代にしていた事。
そしてデカンダーは極めて脆弱で薄っぺらいガス状生命体の為、大気圏外で太陽光を浴びれば粉々に飛散してしまう事。
全てを突きとめたサンダーマスクの活躍によって、デカンダーは宇宙の果てまで弾き飛ばされてしまいました。

しかし、デカンダーを許容できる生命体は地球には存在しません。
一度デカンダーの寄代にされたが最後、死と同時に石化してしまうのです。
そしてそれは、まゆみも例外ではありませんでした。

214頁、戦いを終えたサンダーマスクの手元に残されていたのは、完全に珪素生命体――石と化したまゆみの姿でした。
両手を軽く広げ、今にもスキップをしそうな躍動感に溢れるポーズ。
穏やかな笑顔を湛えた彼女の姿は、裸像と化しているとは言え『卑猥さ』『いやらしさ』等とは無縁の美しさがあります。

知らず知らずのうちにデカンダーに身体を貸していた事、愛する人とどちらかが死ぬまで戦わなければならなくなった事。
この記事では省略していますが、まゆみは生半可ではない過酷な運命を背負う事になった少女です。
悲劇としか言いようのない最期を遂げたまゆみですが、そんな彼女が笑顔で石化しているというのが、この物語の余韻をより大きくしていると思うのです。
自分が石化して滅びると解っていて、笑顔で最期の時を迎えるなんてなかなかできませんよね。
RPGの戦うヒロインでさえ「いやああああっ!!」とか叫んで固まる事が多いですし(笑)

●さらば戦いの日々、そして

デカンダーは確かに滅びましたが、まゆみは完全に石化したまま。
それはつまり、東京で石化した人々永遠とも言える時間を石の姿のままで生きる事になった事を示します。

215頁、まゆみは台座に設置されて光一に見守られている事が描かれているのですが、例えば銀座界隈で石化している女性たちはその後どんな扱いを受けたのか?
解除する方法がない世界での石化被害者の取り扱いというのも、考えれば考えるほど面白いテーマでもありますね。

更に面白いのがまゆみのその後。
台座に飾られて光一に見守られる事になった彼女ですが、実際は珪素生命体に変換されただけでまだ生きているんですね。
炭素生命体である人類から見て、とても生きているとは言えない状態ではありますが。

生きている事の裏付けというのが、5年後に僅かに手の指の形が変わっていたという事。
指先を仮に1秒かけて動かしたとして、1秒で済む動作を5年かけて行ったという事ですから、彼女にとっては1億5552万分の1の速度で時間が経過している事になるはず。
(ちょっと計算には自信がないですが(笑))
石化時、特に解除時のリアクションを考える上で『石化中は被害者に時間経過の概念はあるのか』という疑問が出てくるのですが、それを考える時にこのエピソードを参考にしてみるのも面白そうですね。

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  1. 2010/06/27(日) 21:36:42|
  2. 雑感(書籍)
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サンダーマスク(1)


サンダーマスク (手塚治虫漫画全集 (270))サンダーマスク (手塚治虫漫画全集 (270))
(1983/05/12)
手塚 治虫

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●作品の概要


地球に落下した2つの隕石。
それはただの隕石ではなく、それぞれガス状生命体を中に宿した一種の宇宙船と呼ぶべき物だった。
一つは全生命体を珪素生命体へ変質させようと目論む、邪悪なガス状生命体・デカンダーを。
もう一つは、デカンダーの凶行を阻止すべく飛来したガス状生命体・サンダーを。

そして人気漫画家・手塚治虫の周囲で次々と発生する奇怪な事件!
宇宙の歴史を記した『バイブル』に導かれ、人類存亡をかけた戦いが始まる。


……何だか大げさな感じですが、今回は同名の特撮ヒーロー物が、ちょっと文字にするのがはばかられる理由で一部で有名だったりするサンダーマスクです(笑)
ご紹介するのは、手塚治虫先生のコミック版ですね。
TVで放映された物とは一部を除いて別物ですので『原作』とはちょっと意味合いが違います。

石化的な主役は上記の通り、ガス状生命体のデカンダー様。
TV版ではメタボ体型のリザードマンみたいな、あまりにも憎めない風体の持ち主ではあります(笑)
空調の気流程度の風圧ですら弾かれてしまう、極めて薄っぺらで脆弱な存在ではあるものの
人類含む炭素生命体を触れるだけで珪素生命体に変質させ、実質的に石化させてしまう能力を持つ恐るべき怪物です。

物語の途中で蜘蛛やタイヤが石化してたりするんですが、流石にそれはニッチ過ぎるので省きますね(笑)

●人間の化石だ!

心に残る名フレーズその1です(笑)

ヒロイン・まゆみに寄生する事で肉体を得たデカンダー様。
手始めにと言わんばかりに東京上空を飛ぶ旅客機を襲撃します。
最初の犠牲者となったのは客室乗務員のお姉さん。


「みなさま、これより先空港内までのおたばこは……」


と笑顔でアナウンスしていた所、旅客機内に侵入したデカンダー様に触れてしまい瞬時に頭部が石化。
言葉はそこでぷっつりと途切れてしまうのでした。

168頁『頭部から石化する』というのが非常に印象的な場面です。
上半身が石化した事でバランスを崩し、前のめりに倒れる姿は『生きながらモノと化している』事の説得力も抜群。
倒れる時点では下半身が生身のまま、と言うのも石化の過程がよく分ります。

手にマイクをしっかりと握りしめたまま、きょとんとした表情で前を見つめる石化したお姉さん。
石化前後を合せて3コマしか出番がないのですが、石像と化した姿はこの作品で一二を争う美しさだと思ってます。
後述のヒロインのまゆみが石化した姿と、正直タメを張ってるかも?

続くコマで乗客が『うわーっ!』と悲鳴を上げていますが、これはお姉さんが石化した事への驚きか、または自分たちも石化してしまうと悟った恐怖の叫びか……両方でしょうね、多分。
巨大な石の塊になった旅客機。全ての乗客が椅子に腰掛けた石像になっている光景の異様さがまた素敵です。

173頁。そのまま旅客機は、手塚治虫先生ご本人が取り調べを受けている警察署に落下。
崩壊した警察署の跡地に、乗客や客室乗務員の石像が転がっています。
一人一人は小さく描かれているのですが、左上の方に妙にグラマーな女性の石像があるのが嬉しい所だったり(笑)

石像の群れを見つけた手塚先生のセリフがまた素晴らしいので、ちょっと引用させて頂きますね。


「なんだいこりゃ……石の地蔵さんがごろごろ……?」
「地蔵さんじゃないぞ、こりゃ石像だ……い、いや……人間の化石だ!」


人間の化石!
なんて心躍るフレーズなんでしょうか!

石像が人工物ではなく人間のなれの果てだと気付く過程も面白いのですが、この場面はとにかく『人間の化石』という言葉があまりにも素敵過ぎるんですよね。
また『人間』という部分をお気に入りのキャラの名前に置き換えてみると、凄まじい破壊力を発揮するのでお勧めです(笑)
(例:マリアの化石・エステルの化石・ユウリィの化石etc……)

●ちょっと続きます。

雑感はまだまだ続くんですけど、この作品は自分の石化妄想にあまりにも多大な影響を与えているため
思っている事を書き出すと随分と長文になっている事に気が付きました(笑)
あんまり一回が長くなってもアレですので、一度ここで区切りにしますね。

続きは明日以降に掲載する予定ですので、またよろしければご覧になって下さいませ~。
あと『○○の化石』と人物名を入れて妄想するのは本当にお勧めです。
個人的に大事な事なので二度言いました(笑)
  1. 2010/06/20(日) 22:40:06|
  2. 雑感(書籍)
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妖怪仕置人(9)


妖怪仕置人 9 (ヤングキングコミックス)妖怪仕置人 9 (ヤングキングコミックス)
(2001/10)
中津 賢也

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本人の意志では全く身動きが出来ない状態、というのも石化の特徴の一つです。
ポーズ付けが可能なゲームだと、突拍子もない体勢で固まっているのに自立していると言う光景も時折見るのですが
(例:オーバーヘッドキック状態で石化してるマリアさん@SO3・物凄い前傾姿勢のダッシュで石化してるリュック@FF10)
実際に自立が無理な状態で石化した、または自立が後発的に不可能になってしまった場合、石像は一体どうなってしまうのか……
これもまた、同好の方なら一度は考えた事があるんじゃないかと思うのです。
今回ご紹介したいのは、そういう状況を考えるのにも大きな助けとなりそうな一冊です。

●石化の概要

本作品での石化被害者はメインヒロインのあきら。
161頁から収録されているVol.9は、彼女の出番がほとんど石化した状態という実に嬉しいエピソードなんですね。

ロシアからの留学生・フォキナ。
人目を逃れて各地を転々としてきた歴史を持つ、メデューサの一族の末裔です。
目を合わせた者を石化させる能力の為、彼氏が出来ない事を深刻に悩む彼女はあきらに相談してみる事に。
常に伏し目で話すフォキナの顔を「人と話す時は相手の目を見なよね」と上げさせたあきらですが、その瞬間に石化の魔力を持つ彼女の目を直視してしまうのでした。

ご想像が付くかと思うのですが、スラップスティックに石化を描いたエピソードです(笑)

●石化の概要・その2

やや濃いめのトーンを使った石化表現です。
つるんとした感じの質感表現は、見ようによっては石と言うより金属的な印象も受けます。

ですが、当作品の最大の特徴は石化したあきらの出番の多さ。
石化している身体が僅かでも描かれているコマをカウントしてみると、その数なんと30コマ!
1エピソードが20頁ですから、石像の出番がどれだけ多いかは伝わるのではないでしょうか。

個人的な石化被害者のベストアングル・横顔のコマも多いのも嬉しいんです(笑)

●意図する事なき部位破壊

呆気に取られたような表情を浮かべ、微かに身構えた姿勢で石化したあきら。
体育倉庫に運び込まれた時点ではまだ自立していた彼女ですが、何度も転倒を繰り返してしまい、最終的には素っ裸の状態になってしまいます。
結果としては衣服破壊系になるのですが、被害者が完全に石化してからの衣服破壊。
それも全くのアクシデントが原因というのも珍しい気がしますね。

衣服破壊の過程はこんな感じです。

(1)走り去るフォキナにぶつかられて後ろ向きに転倒
(スカートの尻部分と靴のかかと部分が破壊・石化した下着が露出し、支えがないと自立不可能に)

(2)靴のかかとが破壊されているのに自立させようとしたため、再度後ろ向きに転倒。
(スカートが更に破壊)

(3)自立が不可能なので寝かしてみたら、制服をはじめとした衣服類が急速にひび割れる。
(石化しても服の厚みはそのままなので、支えがないと服は砕け散ってしまう)

(4)石化した尻に頬ずりしてみたら、案の定下着が崩壊。
(尻が完全に露出)

(5)石化した乳首について考察をしている間に前のめりに転倒。
(脆くなっていた衣類が完全に破壊。この時点で裸婦像に)

こうしてまとめてみると、本当によく考えられて描かれている事を再認識します。
……尻云々に関しては、非常に影響を受けたと言わざるを得ません(笑)

特に『服の厚みの石だから非常に脆い』という点への言及は、初見当時は本当に目からウロコ物でした。
あきらは一般的な制服を着て石化していたので上記のような結果になったのですが、季節や世界観、更には変化させられた材質が変わると、当然固まっている服の強度も変わってくるはずです。

たとえば時期が冬だったとして、厚手のコートの強度は?
ファンタジー的な別の世界観の場合、石化時に着ていた物が重厚な金属鎧だったら?
凍結・蝋人形・宝石・ブロンズ等の金属の場合だと衣服の強度は……?

固め系妄想を楽しむにあたって、こうした強度も意識してみると面白いのでは……と考えております。

●これがおとこのサガか……

最後に、主人公である威狩の何ともツボを心得た発言を引用して締めとしたいと思います。
特に最後の疑問に関しては、一度考察してみる事を強くお勧めしたいですね(笑)

「石になってしまったとはいえ、この色っぺー尻だっ! 思わずホオずりしたくなるっ!」(173頁)
「(尻が露出したあきらの像を見て) とはいっても、なっちまったものはしょうがない。こんな時じっくり見たくなるのは男のサガだろう」(同上)
「乳首はどうなってんだろう。やっぱりブラジャーにおさえつけられてペッタンコかな」(174頁)

「こんな時じっくり……」なんて、とてもじゃないですけど他人とは思えない高シンクロ率です(笑)

●補足

今回はご紹介できなかったのですが、Vol.9に続くエピソードのVol.10では威狩が石化の憂き目に遭います。
ただしこちらは非常に変則的な流れとなっておりまして。

首から下が石化→あきらによる報復的衣服破壊+石像リペイント→衣服完全破壊→頭部のみ石化

……と、珍しいシチュが目白押し。
石化中の威狩を心の底から楽しそうに弄るあきらが可愛いので、こちらも必見ですよ~。
  1. 2010/06/13(日) 22:58:17|
  2. 雑感(書籍)
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幕間の光景(SS習作)

という訳で、本来なら日曜に掲載していたSS習作です。
連載(?)の続きではありませんので、もしもそちらをご期待されている方がいらっしゃいましたらスミマセン!
そちらも何とか形に出来るように、現在頭を捻ってます(笑)

今回はTOVを題材に超短編を書いてみては、というお話をメッセでカモノハシさんから頂きまして。
自分としてもメインで進めている方が足踏み気味でしたので、これで気合いを入れ直すぞ……という感じでお話に乗る事にしました。

石化被害者が出た戦闘終了から石化解除するまでの間、こんなやり取りもあったりするのかな……という妄想が主になっております。
文字数は約3,500字。
改めて見ると固め成分は正直薄めなんですけど、よろしければ追記からご覧下さいませ。

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  1. 2010/06/08(火) 23:00:01|
  2. 創作
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  4. | コメント:2

時既に時間切れ

うおお、ふと気が付けば日曜日が終わって……

本当なら小品のSSを掲載する予定だったのですが、敢えなくタイムオーバーになってしまいました。
アクセス数を見ていると、やっぱり平日よりも多くの方がご覧になって下さってる事が解るんですよね。
今日の更新をお待ちになって下さっている方がいらっしゃいましたら、ご期待に添えずにスミマセン!

SSは分割するほどの文章量でもありませんので、遅くとも火曜日には掲載するように致しますね。
  1. 2010/06/07(月) 00:16:33|
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只今のチャット参加人数

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プロフィール

みつくりざめ

Author:みつくりざめ
石化に惹かれて早数年。
思うことを徒然と書き溜めていけたらと思います。

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